indian _crow の日記

ウエットフライ

スカジットシステム②

流れに対し必ず90度キャスティング
フライ着水〜スイングまでを思い出して欲しいのですが・・フライを早く沈めるには振り子時計の原理が必要です^_^
*振り子時計に必要なタイムラグを稼ぎ可能な限り多角からスイングを始めるための最大値が90度となります
フライ着水後はロッドティップを高い位置で保持して下さい(ランディングラインを持ち上げる)
これにより振り子時計に必要な抵抗がスカジットヘッドに加わります
これが「早く沈める」のに必要なライントラクションとなります(ここ大事)
逆にロッドティップを下げてしまうとロッドを下げた分だけラインは流れに喰われ単純に下流に流されます
当然で沈下も遅れます(>人<;)

仮に90度以下にキャストするとラインは振り子時計のタイムラグ分下流に流されます 当然90度キャストよりも低角度でのスイング開始となります
90度キャストだと60度前後でティップが底層流を捉えだしたライントラクションを感じれます(^。^)
この時点で30度のタイムラグが発生しています
これが50度キャストなら?単純には30度のタイムラグを考慮すると・・20度って???
ハイ!下流20度前後から本来の良いスイング開始となります(^◇^;)どれだけロングキャストを決めたところで20度ですからね・・笑えない冗談ですよね
渾身のロングキャストが〜(ー ー;)
実は更なる大きな落し穴があります(>人<;)
90度以下にキャストするほどラインは下流に流され弾かれてしまいます\\\٩(๑`^´๑)۶////
なぜって???
立ち位置とキャスト角の関係で上流側から必要外なライントラクションがかかってしまいます
スカジットラインは対岸下流(浅い角度)にキャストするほどフローティングボディの影響で水面に対してのラインの侵入角度が浅くなりボディライトが表層流に捕まってしまうのが原因でシンクティップの沈下よりも先に下流に流されます
当然その後のラインの侵入角も影響してきます
(詳細は③で)
そのままスイングさせたとしても本来捉えるはずの底層流には届かず表層流により弾かれているスイング抵抗となります

*流れに対し90度キャストは振り子時計に必要なタイムラグで可能な限り素早く表層流を交わし底層流を多角から捉まえる為の90度となります
(めっちゃ大事)