indian _crow の日記

ウエットフライ

シンキングライン

河川でのシンキングラインはフライを沈めるための物ではありません「スイング速度を調節する」ための物です
今更と思いますよね_φ( ̄ー ̄ )
Indian crow もそうでしたが
「沈める&速度調節」この違いを理解しフィールドで対応するのにめっちゃ時間がかかりました(>人<;)

「沈めるとは深さを調節」する事で沈下到達点を求める事です 巷で言う棚を調整する行為にあたり底石か中層を狙うのか等の水面からどれくらい沈めたいのかの操作となります

「速度調節とはスイング速度を調節」する事でスイング速度の早い遅いを求める事です
実はこれが誤解されやすく厄介なものでスイング速度とは単純にシンキングライン単体で表現できる事ではありません
あくまで「流速(流れ)を捉えてのスイング速度」の話が前提となります(ここめっちゃ大事)

例)S3でベストなラインテンションでスイングしていた流れに対し
S5を使うとスイングより沈下が勝りラインが重いのでスロースイングと誤解されやすいですが
これは単純に重いラインのズル引きでフライは泳ぐのではなく失速している状態となります
S1を使うと流れを捉えきれずに単純にスイング速度がまし表層流に弾かれたスイングとなります
(スカジット&スカンジ同様)

この違いをどう認識するかが重要ですが( ͡° ͜ʖ ͡°)
先ず
キャスト角を毎度同一
スイング中のロッド保持角を常に同一
にする事で違いが分かりやすいです(^ω^)
(ここ大切)
逆にこれをしなければ流れを捉えたライントラクションを理解できず 単純にS3はS1よりも重いと認識するにとどまります
各流れのベストスイングに必要なシンクラインは一本であり意図してスイング速度を使い分けるのはあくまで応用と考えてます
これに「スイング編」の説明をすり合わせると
良いスイングはスイング開始〜ピックアップ間をいかに可能な限り一定の速度で保てるかです
一定の速度とはラインが流れを捉えた状態のスイングトラクションを指します
一定速度のスイングトラクションは同一層を探れている事に繋がります