indian _crow の日記

ウエットフライ

ウエットフライってなに?

よく「ウエットフライってなに?」と聞かれます
未だ多くの方が誤解しているようです
私もウエットフライフライを初めて数年間は疑問でした(≧∀≦)
国内フライフィッシング業界の歴史はドライフライFから始まったと言っても過言ではありません
マッチザハッチと称される物が存在するのも裏付けています
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しかしリアルパターンが特別に効果があるかと言うと
既にルアー業界のリアルミノーで結果は明らか
例)本人は○○カディスに似せたフライでも他の人が意図したカディスと判断するかはあやしいものです
それに人間の目から見たリアルは果たして鱒からもリアルなのでしょうか?
これは単純にフィールドから得た情報を元に餌に似せたパターンほどフィールドで無難と判断し手に取りやすいだけのことに思えます
ドライフライF経験の長いフライフィッシャーほど「毛鉤=フライ=虫」の認識が強く根付いています
僕自身も数年間そう思っていました(>_<)
ウエットフライ(毛鉤)を調べていくと明らかに虫&ベイトに似付かわない色とりどりのパターンや自然界に存在しかねるスタイルの毛鉤が多くありますf:id:indiancrowymobilenejp:20220128071636j:plain
ウエットフライFメゾットにある「スイング」ですが 水性昆虫はあのようなスピードで水流を横切らないのは明らかです
しかし「スイングメゾットが釣れる」のも事実(鱒の習性)
この観点からウエットフライ(毛鉤)は虫にあらず
「ウエットフライ=鱒を釣る物」
くらいの位置付けがベストと言えます
逆に虫やベイトと決めつけると決めた物の使い方しか出来なくなります
これは自身の引き出し(選択肢)を強制的に少なくし可能性のある毛鉤の機能を使い手が制限してしまうことに繋がります
「ウエットフライ=ルアー」と認識している方が使い方に幅がでます
先人達から引き継がれた多くの毛鉤パターンがフィールドでの引き出しの数に直結する事になります
自然界に存在しない配色やスタイルの毛鉤でも釣れる事実がウエットフライFの醍醐味とも考えていますf:id:indiancrowymobilenejp:20220128075615j:plain
実は「ウエットフライってなに?」この問いは凄くくだらない事で答は既に出ています
先人達が鱒を釣る為に世に生み出されたスタンダードフライ達
そうですウエットフライは「鱒を釣るための物」何かと決め付ける必要は有りませんよね
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