indian _crow の日記

ウエットフライ

毛鉤のお話

現在まで全国の多くの方にご使用いただいている
Indian crow 印の毛鉤達です
ありがとうございます

お客様からのお声もありもっと掘り下げて⁉︎
巻きてのポエムみたいな^^;
良い機会かなとIndian crow も以前から感じていた
毛鉤の「巻き手と使い手の温度差」などをより縮められればお客様がもっと多くの鱒と巡り合えるのでは⁈

インスタ等でもお気付きのようにスタンダードパターンと呼ばれる毛鉤を多く多用しています
オリジナリティーな毛鉤を巻かないわけでも嫌いなわけでもありませぬ^^;
以前•••オリジナリティを全面に出しフィールドで遊んでましたヽ(^o^)
なぜスタンダードに拘りだしたかって⁈
ズバリ‼︎釣れるから‼︎毛鉤を上手く巻けるようになりたい‼︎が大きな理由ですかね(๑・̑◡・̑๑)
どうせならカッコイイ毛鉤で鱒と対峙したい
そんな毛鉤ってフィールドでその気にさせてくれますよね٩( 'ω' )و
スタンダードパターンが釣れるのは当然です^^;
1世紀も前から世界規模でどれだけのフライフィッシャーが使用し現代も第一線で活躍している毛鉤達です 全世界規模の河川でどれほどの鱒を虜にしてきたのでしょう実績とかって言葉よりも歴史的規模で違いますよね
そんな毛鉤達ですから釣れないのは使い手側の問題と潔く認めざるおえませんʅ(◞‿◟)ʃ

ここ数年はスタンダードパターンに若干の手を加えています
きっかけは専門誌等でのパターンを見てクイルのインナーも使ってるのね等の発見でした
最初は戸惑いましたよ^^;だって元々は先人達から引き継いだパターンですから歴史が物語っています
昨今のマテリアル事情等で入手困難なマテリアルの数々ですΣ(-᷅_-᷄๑)
全体的なシルエットを崩さない程度で機能を損わず許容範囲を広く•••ってな感じで( ̄^ ̄)ゞ
どんな使い方(メゾット)でも最低限度の優先順位を保持してくれる毛鉤の機能って•••

水中バランス
スイングの毛鉤(ウエットフライ)に鱒が反応してくれるのは皆さんも承知ですよね⁉︎
スイング中の毛鉤はライントラクションにより常に毛鉤が引っ張られている状態で毛鉤のシルエットはさほど変化せずバイスに挟まった状態です
流れの強弱によりフライのシルエットが変わらずに上下左右に揺れ動く程度です
ウエットフライの中ではアグレッシブに泳ぐ「動」の泳ぎ(動き)に入りますかね(ここ大事)
それではスイングのライントラクションが弱まり失速しだした毛鉤の水中バランスは⁈
失速の程度にもよりますが沈下もしくは流下が始まります 詳細を言うと流下しながら沈下ですね(`_´)ゞ
鍵となるのはこの沈下状態と考えています‼︎
沈下姿勢がスイング中の毛鉤と同一姿勢を保てるのであれば鱒がフライを咥えてくれる可能性もより高くなると(^ω^)
沈下姿勢で最もやっかいなのがテール側からのゲイブ下りです 想像して欲しいのですがゲイブ下りの沈下姿勢ではフライのシルエットが崩れてしまいませんか⁈
極端な話ですがテール側から水流があたったと課程すると••極端過ぎますかね^^;
当然 そのような崩れたシルエットの毛鉤には鱒は興味を示してくれなく追尾中でもUターンしてしまいます これが鱒が失速を嫌う理由の1つです
それでは可能な限り沈下姿勢を維持する為には••
毛鉤のゲイブ側に意図して沈下抵抗を造ってやります
張りのあるマテリアルを選択する事で沈下姿勢を維持させます

この効果はローウォーターで重宝しますよ〜(^O^)
ただし誤解しないでほしいのですが「抵抗」を造るために過剰なオーバーマテリアルはかえって重量が増しゲイブ下りを促進させるだけでなくフライ自体の泳ぎも制限させれます
後は長さですね⁉︎テールサイズを伸ばすほどフライの動きは制限され逆に短いほどアグレッシブに動きます
ストリーマーとウエットフライの違いですね(╹◡╹)
ストリーマーを例にあげたのでチロッとサラッとしましょう

近年ストリーマーもパターンブックが出せるくらいの種類でストリーマーブーム⁉︎って感じです(´⊙ω⊙`)
マテリアルもゾンカー マラブー ゴート シープ等使い手が迷うほどの豊富さです
どれも全て良く泳ぐマテリアルです(๑>◡<๑)
ストリーマーでもIndian crow 的にはやはり水中バランス‼︎イヤイヤむしろストリーマーほどバランスが重要と考えます( ̄^ ̄)ゞ
よく泳ぐ柔らかなマテリアルほど水中姿勢を保つのは難しく全長をのばすほど泳ぐストリーマーとなりますが緩い流れ等ではボディとウイングの開きをいかにセーブするかがカギと思ってます
毛鉤のボリュームをだしたくオーバーマテリアルにするとかえってマテリアルの動きに支障をきたしマテリアルが動かない(泳がない)毛鉤となります
特にマラブー&獣毛系パターンに多く見受けられます
ストリーマーパターンは強い流れを得意とするフライジャンルと言いましょうか
ウエットフライと比べると瀬頭〜中間が得意とする毛鉤ですねヽ(^o^)
スイング中は当然ですがやはり流芯から出た瞬間や岸際までの姿勢で差が出てきます
岸際や瀬尻等での使用も考慮しキールタイプで巻いていますが バランサーは使わずにマテリアルの抵抗でキールを持続させています
バランサーも一長一短でオモリには変わらず緩い流れでリトリーブを多用しても毛鉤の水中姿勢に支障をきたし使用ポイントが限定されます

オーバーウイングに張りのあるマテリアルを被せる事でボディとの開きをセーブさせています
メインウイングのバックテールの間を水流が通りボリュームを維持しながらもマテリアルが泳ぐ相乗効果があります

ショルダーに張りのあるティペットを使いレアをパラっと回してみました(^ν^)
どうです⁈めっちゃ美味しそうでない(๑>◡<๑)

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/vogd6662