indian _crow の日記

ウエットフライ

ハックルフェザーの違い

先日Twitterでハックルの違いがチロッと話題になったのでコレ面白いかもって感じで
いつものIndan crow の独断と偏見で書いてみようかなと(^.^)
ハックルにはネックとサドルが有り今回はネックハックル‼︎
コックネックとヘンネックのお話でいこうかと
双方とも鶏の羽になるのですが
コック(雄)ヘン(雌)の違いになります
双方を比べた大きな違いはマテリアル素材の質感ですかね

コックネック

フェザー部は細く短く張りのある透明感がありドライフライに多用されています

ヘンネック

フェザー部は太く長く柔らかいウエットフライに多く指定されています

ヘンネックはボリュームが出やすいのでボディハックリングでは片側ムシって使用しておりやす^o^
*あくまで参考例でどのように使い分けるかは個々の自由だと思います

この対照的に位置するハックルマテリアルをウエットフライでどのように使い分けるか⁈ですが
crow 的にはウエットフライにはコックネックを多用しています
元々ウエットフライが泳ぐには2通りが有ると考えていなす
①毛鉤全体が水流を受ける事でアグレッシブに上下左右に移動する「動」の動き
②鉤に縛り付けられたマテリアルが水流を受けるナビくそよぐ「静」の動き
硬いハックルほど①の「動」の動きとなり
柔らかいハックルほど②の静の「なびく」動きとなります
しかし一概にそうかと言うと流れによりなのですよね
フィールドで例えるなら

瀬頭〜中間
コックネックは張りが強いのでアグレッシブに上下左右に毛鉤が移動します
ヘンネックは柔らかいので水流圧により細く真っ直ぐな直線的シルエットとなります
中間〜瀬尻
コックネックの張りで毛鉤自体の動きはセーブされますが変化が少ない分で水中シルエットの継続が可能となります
崩れない水中姿勢ですね
ヘンネックので柔らかさが流水になびきマテリアルが泳ぐ動きをしてくれます

このように使用マテリアルと流速の関係により毛鉤の動きが変わります
どうですか⁈普段から行かれているフィールドの流れにはどんな毛鉤が適していますかね?
適している・・⁇?どんな毛鉤の動きを使いたいですか⁉︎

ヘンもコックもフェザーを長くすると流れでフェザーがなびく動きをします
限度は有りますがʅ(◞‿◟)ʃ
ちなみに柔らかいマテリアルは緩すぎるドライFステージでは毛鉤の姿勢が崩れやすいですよね
双方共に用途によりって感じですね( ^ω^ )