indian _crow の日記

ウエットフライ

毛鉤の水中姿勢

今までもチラッと何度か違う項目でも書かせて頂いてますが
「毛鉤の水中姿勢」
どんな流れでも岸際0度までしっかりと姿勢を保ってくれる毛鉤‼︎
特にオリジナルストリーマーを巻く上で最重要課題だと考えています

それでは水中姿勢とは?
バイスでフィニッシュした状態‼︎
シャンクが平行に保ってくれる姿勢を指します

水中で常にそんな姿勢が保てるの⁈って話ですが
可能な限り平行姿勢となりますね(^◇^;)
リーダーに繋がれた毛鉤は水面方向からのテンションにより引っ張られた状態となりますよね
フック形状からもゲイブ側が重くなりますからゲイブ側下がりになりやすいのは当然ʅ(◞‿◟)ʃ
止水域のような流れの乏しい水域では鉤はゲイブ下がりの状態で沈下していきます
この沈下姿勢を制御し可能な限りシャンクを平行の状態で沈下させる事で水中姿勢を維持させます
沈下姿勢の制御とは「沈下を遅らせる」になります
ウエットFなのに沈下を遅らせる???

ハイ‼︎ウエットFだからと深く沈める必要もなく
むしろ正しい姿勢を保てない毛鉤を深く沈めたところで鱒は口を使ってくれません
ニンフィングじゃないのですから(`_´)ゞ
沈下を遅らせると言っても既に水中に有る毛鉤の沈下であり詳細は「沈下速度を遅らせる」になりますね
沈まないわけではありません
沈下速度を遅らせる為にどうするかってことです‼︎
単純にゲイブ下がり姿勢を制御するのであれば沈下抵抗になるテールを取り付ければ良いって事です
テールに使用されるマテリアルを張りの強い物にすると尚OKですよね(^_^)v

テールだけでなくウイングは?
柔らかいマテリアルよりクイル等の硬い資材であれば沈下によるボディとの開きも軽減できます

ウイング形状では?

アップライトウイングとホリゾンタルウイングでは当然ホリゾンタルのテント形状が抵抗となり沈下速度を遅らせれます

ボディハックルなら?
沈下速度を考慮するとボディハックルの有るパターンは沈下を遅らせ水中姿勢を維持しやすいですよね

フックの違いって?
単純に太軸と細軸でウエイトも変わってきますから必要条件に合った選択となります
沈下速度を前提に考えるとサイズを大きくするほど軽い鉤を選ばざるおえません

このように重い軽いは元より使用マテリアルの特徴により意図して性格(機能性)の異なる毛鉤にもなります
よね
当然で沈下優先となると正対する毛鉤となります

「流れに適した毛鉤を使う」1つの要因として毛鉤の水中姿勢を考慮する事で今まで以上に毛鉤の使い分けが可能となるのでは?
crowでしたd( ̄  ̄)