indian _crow の日記

ウエットフライ

晩秋•••初冬の強風本流

気温的には悪くないが•••風速予報がチト気になる
サラリーフィッシャーなのでタイミングを選べるような立場でもなくいつもの出たとこ勝負でʅ(◞‿◟)ʃ
お日様さんよろしく陽当たり頼みな感じですね
季節的に緩い流れに入っているだろうし•••
先ずはいつものコーヒータイムがてらフィールドとお話しましょう

https://theperrypork.official.ec/

数年ぶりに選択したポイントは
出来るだけ陽当たりの良い開けらフィールドを選び
今日はロングロッドで遊ばせてもらいましょう
チト深さはない期待薄な夏に良さげな流れから•••

Berrington‘s Fabouriteこいつからだな
やっぱ強風にDTじゃキャスティング決まらん(T ^ T)
ヘッドシステムじゃこの先の流れでダレるし•••
クリアウォーターの曇空でたまに太陽こんにちはな雰囲気なのでメインポイントは軽いフックに巻いた

Glentanaでどうでしょうか( ̄∇ ̄)
絶対ここから下の自信アリアリ導入なのですが•••
キャスティング決まらん
そんなこんなで期待を裏切られ降ってきてしまった
ここは•••Dパターンの流れでないよな(~_~;)
なんか影ってるしポイントも強い流れだし

Black Doctor久々の参上でござる
出るなら•••あそこだよな〜って予測はしたが
そこって立ち位置20度あるか⁈
予想適中‼︎
だが案の定のですよね〜20度以下で鉤に見合わん鱒サイズで•••今日は君達じゃないのよ(>人<;)
場を休ませ確認がてら2巡目も同じ状態で移動しますか⁉︎
晩秋と初冬の狭間の時期は陽の傾きも早くフィールドのスギが風に煽られカッサカサな生命感のない雰囲気なのです
河川の規模からシングルでイイのだが初ポイントなので念のためスイッチロッドで‼︎
毛鉤は•••ウエットフライサイズかな

急ぐ釣りでもなく
むしろ風止まんかなってフィールド中
木に囲まれたフィールドで水面が暗い感じだから先ほどのブラックドクターからコイツでどうでしょう

赤って水中でダークな色になるのよね(^_^)
今シーズンは赤系毛鉤を多数使ってきました
どれどれお初ポイントはどうでしょう?
ん•••あらら対岸が本筋でここって夏の流れですのう
出るなら下の深みだよな〜
まあ来シーズンの下見を兼ねてね‼︎
やはりシングルのあのDTが欲しい流れm(_ _)m
反応がなく水中は明るいクリアなので毛鉤チェーンジ

派手なアトラクター系を強くしてヤル気スイッチ入れてちょうだいてきな(*≧∀≦*)
相変わらずの思い込みフィッシャーでやす
でも意外に当たるのよねなんとなくってレベルですが
さてさてメインの深みですが流れが岸際にぶつかりヨレているまたまた角度のないレーンから出そうな雰囲気•••これって10度あるかいな⁉︎
しかも深くてこれ以上は降れないくウエーディングできんしトホホ
((((;゚Д゚)))))))ほらほらやっぱそこ‼︎
ギッ•••ギ••ギ•••ダメダメこれイチカバチカのフックアップ操作しても神頼みなダメなパターンで仕切直しがベスト🎶
場を休ませて100%ベストキャスティングからの
どうだ⁉︎これでどうでしょう???
ギ••ギギ•••ギ•••ギッやっぱダメなのダメダメなの
もう無理で〜す我慢も限界でーす
だって鱒もヤル気ある感じなんだもんタイミングをみて神様お願いフックアップ•••ウリャ⁉︎
我慢できませんでした(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
グワァングワァンってクネクネ嫌々の頭フリフリ攻撃のオンパレードからのハイ予想のサヨナラ〜

さて整骨院行こう(c" ತ,_ತ)
ダメダメなIndian crow でした( ̄^ ̄)ゞ


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March Brown (Indian crow 印)セット販売




日頃からブログ等SNSでIndian crow を観ていただきありがとうございます
今回のマーチブラウン(Indian crow 印)の問合せが多く使用マテリアルと完成品毛鉤(1本)のセット販売をいたします
内容詳細は
マーチブラウン完成品1本(ホリゾンタルウイング)
フック     スタンダードスプロート♯8(3本)
テール     コックデレオンハックル(2枚)
リブ      ゴールドワイヤー(5本分)
ダビング材   ラビットファー(5本分)
スロート    パートリッチフェザー(5枚)
ウイング    ヘンフェザントクイル(1ペアー)

各マテリアルも使いやすいフェザーを激選し
3本以上は巻けるマテリアルのセットとなっています
ご購入されたお客様にはブログ内でお伝えしきれなかったより詳細な部分
マテリアルのいじり方
指の使い方
スレッドトラクションの使い方
等の専門誌やYouTube等でも公開されていない部分も含め
インスタ
Twitter
メッセンジャー
等DMで質問等を含め説明していきます
ウエットFを始めようとしている方は勿論で更なるウエットFのスキルアップを希望している方にもお薦めできる内容です
マテリアルを選別しているため数に限りがあり
「10セット限定 ¥1700(送料込)」
で販売させていただきます
ご注文は
インスタ
Twitter
メッセンジャー
ブログ
等DMでお願いいたします
この機会に美しくお気に入りの毛鉤で鱒と対峙してみませんか?

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March Brown (Indian crow 印)④

ホリゾンタルウイング
ホリゾンタルウイングは左右別々に取付ます
アップライト同様にウイング形状を整えます

誤解されがちですがホリゾンタルはシャンクのサイドに取付るのではありません
アイ側からフックを観て十時に四等分した上側左右に取り付けます


感覚はアップライト同様の行程です

*シャンク土台の真中に取付ているわけではありません

奥側のウイングは手前ウイングに這わせるようぶつけてセットします

スレッドトラクション方向でクイルがずれないよう指を使いホールドしながら締め上げます



ウイング左右確認後アイの角度でシーザーを入れて下さい



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March Brown (Indian crow 印)③

ウイング土台の製作です
ウイング土台→スロートストーク→ボディ
この間の上部を可能な限り平らにします

ニードル部(ウイング土台)とスロートストークの段差が激しいほどウイングがスロートストークに打つかり跳ね上がります
スロートストークを爪で圧縮するかウイング土台をスレッドで増巻き(限度あり)します


ウイング土台〜テール間のシャンク上部をフラットにしハックルプライヤーを使いスロートフェザーを下側に挟めます

クイルウイングの処理です

サイズ(長さ)を合わせて

このように切り出します

ゲイブ幅でストークごと切り出します



ウイング土台〜テール間のフラットを確認

先ずはアップラインウイング

クイルの裏どうしを重ねて乗せる前に好みのウイング形状に指で撫で付け形成

ウイングサイズ(長さ)を確認

左手に持ち替えます
*スレッド掛け位置〜テール側のフェザーを指の腹を使い面でシャンクと共に押さえ付けます
*絶対に指先で押さえつけないで下さい

1回転目のスレッドはホールドする圧縮感覚で2回目以降スレッドトラクションを強めていきます
*スレッドトラクション方向でクイルウイングが傾かないよう人差し指を添えながらスレッドを締めていきます
*スレッドは交差しないようアイ側に締めていきます
*スレッドワーク間は必ず指の腹にあるクイルフェザーがずれないようホールドし気を付けます

*必ず1回目のスレッド位置よりテール側にスレッドをかけ直さないで下さい

取付後はアイの角度でシーザーを入れて完成です

March Brown (Indian crow 印)②

スロートフェザーはパートリッチのブレストやランプ(バック)ショルダーフェザーからサイズを選びます
アイ〜ポイント前後ですね

フェザーが決まれば余分なフェザーをむしります

スレッド掛け位置が巻き留めやすいようストークの生際側に撫でつけます

スロートフェザーを巻き込まないようテール側に撫でつけながら(限度あり)巻いていきます


シャンクの上に指を置き指の腹を使いトントン叩くとスロートフェザーが左右に分かれ出します


スロートフェザーをしたに撫で付けます

March Brown (Indian crow 印)①

マーチブラウン‼︎
これほどまでに有名で耳にしたことのないFフィッシャーはいないのでは⁉︎
歴史状ここまで名鉤の称号を優雅ままに独占してきた毛鉤は•••この先もFFが続く限り歴史と共に歩み受け継がれていく毛鉤が正に「March Brown 」
今回はそんな毛鉤をIndian crow 印にほんの少しほんと微々たる変更で公開していこうかと(^◇^;)
毛鉤もタイヤーにより雰囲気が変わるので多くのマーチブラウンを見て自身の毛鉤にして下さい

マーチブラウンに限らずウエットフライのマテリアルサイズ(バランス)は使用フックにより決まります
テール=シャンク
スロート=アイ〜ポイント間
ウイング幅=ゲイブ幅
ウイング長=アイ〜ゲイブ


フック   スタンダードスプロート♯8
テール   コックデレオン
リブ    ゴールドワイヤー
ボディ   ラビットファー
スロート  パートリッチ
ウイング  ヘンフェザントクイル

スレッドかけ

ヘッド&ウイング土台&スロートの各部を空けてスレッド掛けスタートさせます
スレッドが交差しないよう重ならないよう進みます
テール側はシャンクとゲイブの下り位置までとしテール位置ともなります

テール

コックデレオンファイバーをむしります


サイズを合わせてゲイブの下り始めに取付ます

必ずシャンクの上に取付て下さい
コツは1回転目のスレッドトラクションはホールド(押さえ付ける)する感覚です

2回転目以降からアイ側に徐々にスレッドトラクションを強めしっかり縛りあげて下さい

スレッドをテールまで戻します


リブワイヤーはシャンクの奥側サイド〜下側に取付ます
スレッドをテールまで戻しボディダビングです

ダビング材をスレッドにより付けていきます



ボディダビングは少量で行い少なければ付け足しをお勧めします
ダビングスレッドが重ならないようアイ側に進めて下さい
ボディサイズはスタートのスレッド掛け位置までです

このようにダビングスレッドがオーバーマテリアルの場合はスレッドからダビング材をほどきます

プロテクトリブは等間隔で


リブ回転数は4〜5回転でボディサイズとリブワイヤーサイズで決めます
Indian crow は4回転を基準としてます

沈めるですか?

縁あって以前に某誌の取材を受けました
このような取材は初めてなのでどうなることやら
タイイングの取材なのですが(*´ω`*)

予想はしてましたがやはり話題は「なぜDT」です
現代FFの世界観で今更DTってマニアックに思われますよね(≧∀≦)
でもIndian crow 的にDTはスイングメゾットの結果なんですが・・・
大きな話題は
①なぜ沈めない?
②DTで釣れる?
現在まで多くの方と取材してきてもやはり最も聞きたい部分なようです
Indian crow 的には単純に「釣れるから」で
今まで「釣れない釣りはしない」ってな感じでのDTなのですよね(^^)
単純にシンクラインを使いきれないだけですが(TT)
んで大型魚も普通に釣れるから尚更のめり込んで
次は次はもっともっとみたいな感じで現在DT教祖様みたいな(^з^)-☆

FFと言えど釣ですから釣れなければ面白くなくここまで続かなかったと思います♫
逆になぜそんなに沈めたいのですか?の問いには
「鱒の鼻先をスイングさせたい」
確かにそれが出来るのであればIndian crow も最も効果的と考えます
それではフィールドでそれが出来ている確信はあるのでしょうか?
イマジネーション(予測)とリアル(操作)がリンクしている信号を得れているのか・・ですかね(^人^)

元々スイングメゾットって
「スイングしている毛鉤に鱒を動かす」
鱒に「フライを追わせるメゾット」だと認識しています(ここ大事)

いかにスイングの質を高め鱒にスイッチを入れさせるかフライ着水〜ピックアップまでスイングの精度を上げ鱒に口を使わせるのかです

単純にシンクラインを使い鱒との直線距離を縮める事を優先した操作で鱒にスイッチを入れられるのかは疑問です⁈
シンクラインを使うことはどんな意図であれシステムに重さ(抵抗)を加える事にもなります
スイングと水流との関係で重いシステムほど抵抗が増しスイングに必要なより強い流れが求められますよね可能な限りベストなスイング継続を考えるとシステム抵抗に見合った適度な流速が必要不可欠( ̄^ ̄)
僕もですがフィールドでフライ着水〜ピックアップ間を良いスイング状態を継続してくれる流れって•••そうそうありませんよね(~_~;)
果たして「鱒の目の前だけ良いスイング状態」になった毛鉤を鱒が咥えてくれるのか?

各シンクラインを使い分け鱒がいるであろう層を適確に把握し毛鉤着水〜ピックアップ間をしっかりとフライを泳がせることができれば•••皆さんプロ顔負けのフライフィッシャーだよな〜(その技術欲しい(^_^;))
そんな事が可能なのは極一部のスペシャリストであり精々T-11はT-14より軽いからみたいな感じだと思います Indian crow はそうでした(ー ー;)
又 スイングメゾットでシンクラインは深く沈めるものではなく「スイング速度を調節」するものです
(詳細はスカジットシステム編)
ただし大切なのは「速度調節の詳細」になります
スイング速度の調節には必ず
「シンクラインで流れをとらえる」
前提の話になります(ここめっちゃ大切)
しっかりと流れをとらえたライントラクション(スイングトラクション)が基準値(基本)となりその先に意図して遅くするか等の選択肢になると考えてます
しかし多くの方はキャスト角&メンディング多用等の操作によりスイング速度を調節しスロースイングとしているようです

「シンクラインで沈める」と考えてしまうから使い方がブレてしまい基本を飛び越えた応用が先行し本来の使い方が見えなくなってしまいがちです

フライ着水〜ピックアップまで良いスイング状態を継続しやすいフローティングウエット(軽い)
鱒との直接距離を縮めスイングさせるシンクライン
どちらの毛鉤に鱒が興味を示しやすくFフィッシャーがどちらで楽しむのかですよね(^_^;)

そのシステムをどのように使うか(応用)はそれぞれの自由 釣りですから絶対はあり得ない確率の話です
当然 確率が高いほど鱒を獲れます
確率とは安定した技術の提供が基盤となりその先の高確率に繋がるのでは⁉︎

やっぱキャスティングだよな〜Indian crow でした
ʅ(◞‿◟)ʃ

https://auctions.yahoo.co.jp/seller/vogd6662